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卓上ミドリイシのポリプから触手が伸びているクローズアップ写真
Nao, 2015 / Shimoji island - Aragusuku is'

用語集 サンゴ礁

ポリプ

サンゴの体をつくる、小さな一つひとつ

un-0013 公開:

ポリプ(英: polyp)とは、サンゴの体をつくっている一つひとつの個体のことです。[1]

くわしく

サンゴの多くは、たくさんのポリプがつながって、一つにまとまって暮らしています。これを群体といいます。一方、群体をつくらず、一つのポリプで暮らす単体サンゴもいます。[1]

単体サンゴのパラオクサビライシが岩場で増えている様子Akira, 2019 / Urasoko Bay
単体サンゴのパラオクサビライシが岩場で増えている様子

ポリプの大きさは種類によってさまざまです。数ミリほどの小さなものから、クサビライシの仲間のように、直径30センチほどになるものまでいます。[3][5] イソギンチャクのような姿で、口のまわりにある触手を使って食べものをとったり、体を守ることもあります。[1]

イシサンゴのポリプは、体の下に石灰質の骨格をつくります。波打ちぎわで死んだサンゴの骨格を見つけたら、よく見てみてください。種類によっては、小さなカップのようなくぼみが並んでいます。そこに、かつてポリプが暮らしていました。[2]

群体をつくるサンゴでは、ポリプが新しいポリプをつくって数を増やし、群体を広げていきます。[4] ポリプどうしは生きた組織でもつながっています。[1][3]

出典(調べるのに使った本や資料 ─ 5件)
  1. NOAA Coral Disease & Health Consortium「Coral Polyp Anatomy」。ポリプと群体、触手と生きた組織。
  2. NOAA「How do corals grow?」。イシサンゴの骨格とポリプが収まるくぼみ。
  3. NOAA「Polyps up close」。イシサンゴのポリプの大きさ。
  4. 藤村弘行(2016)「サンゴ礁の化学」。ポリプの出芽や分裂と群体の成長。
  5. Corals of the World「Fungia danai」。クサビライシの仲間のポリプの大きさ。

文・内藤明
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