
ポリプ(英: polyp)とは、サンゴの体をつくっている一つひとつの個体のことです。[1]
くわしく
サンゴの多くは、たくさんのポリプがつながって、一つにまとまって暮らしています。これを群体といいます。一方、群体をつくらず、一つのポリプで暮らす単体サンゴもいます。[1]

ポリプの大きさは種類によってさまざまです。数ミリほどの小さなものから、クサビライシの仲間のように、直径30センチほどになるものまでいます。[3][5] イソギンチャクのような姿で、口のまわりにある触手を使って食べものをとったり、体を守ることもあります。[1]
イシサンゴのポリプは、体の下に石灰質の骨格をつくります。波打ちぎわで死んだサンゴの骨格を見つけたら、よく見てみてください。種類によっては、小さなカップのようなくぼみが並んでいます。そこに、かつてポリプが暮らしていました。[2]
群体をつくるサンゴでは、ポリプが新しいポリプをつくって数を増やし、群体を広げていきます。[4] ポリプどうしは生きた組織でもつながっています。[1][3]
出典(調べるのに使った本や資料 ─ 5件)
- NOAA Coral Disease & Health Consortium「Coral Polyp Anatomy」。ポリプと群体、触手と生きた組織。
- NOAA「How do corals grow?」。イシサンゴの骨格とポリプが収まるくぼみ。
- NOAA「Polyps up close」。イシサンゴのポリプの大きさ。
- 藤村弘行(2016)「サンゴ礁の化学」。ポリプの出芽や分裂と群体の成長。
- Corals of the World「Fungia danai」。クサビライシの仲間のポリプの大きさ。
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