
しらべる サンゴ礁
サンゴは何を食べる?
触手で、つかまえる
サンゴのポリプは、口のまわりの触手で、食べものをつかまえます。海の中の小さな動物プランクトンなどが、食べものです。[1]
多くのポリプは、夜に食べものをとります。触手にある刺胞(しほう)で獲物をとらえ、口へ運びます。[1]

体の中の藻からも、もらう
サンゴが栄養を得る方法は、獲物を食べるだけではありません。
サンゴ礁をつくる造礁サンゴ(ぞうしょうさんご)の多くは、体の中に、小さな藻(も)をすまわせています。褐虫藻(かっちゅうそう)です。[2]
この藻は、光を浴びて、糖などの栄養をつくります。つくった栄養の多くを、サンゴに渡しています。[2]

このように、別々の生きものが、いっしょに暮らすことを、共生(きょうせい)といいます。サンゴは、体の中の藻と暮らしながら、光からつくられた栄養をもらっているのです。[2]
自分でつかまえた獲物と、藻がつくった栄養。造礁サンゴの多くは、このふたつを使って生きています。[3]
海や水族館で見るときは
海の中では、昼間でも、ポリプが触手をのばしているようすが見られることがあります。
水族館では、樹脂でつくった模型のサンゴが使われていることもあります。[4]ポリプを見たいときは、生きたサンゴの水槽があるか、スタッフの方に聞いてみるとよいかもしれません。
こうして得た栄養は、石のような骨格をつくるためにも使われます。[3]では、その骨格は、どうやってできるのでしょう。石の家のつくりかたへ続きます。
出典(調べるのに使った本や資料 ─ 4件)
- NOAA National Ocean Service. Corals Tutorial(What are corals?). https://oceanservice.noaa.gov/education/tutorial_corals/coral01_intro.html (アクセス日:2026-10-02)
- NOAA National Ocean Service. Corals Tutorial(What is Zooxanthellae?). https://oceanservice.noaa.gov/education/tutorial_corals/coral02_zooxanthellae.html (アクセス日:2026-10-02)
- Houlbrèque, F., & Ferrier-Pagès, C. (2009). Heterotrophy in tropical scleractinian corals. Biological Reviews, 84(1), 1–17. https://doi.org/10.1111/j.1469-185X.2008.00058.x
- 鴨川シーワールド(2016)Vol.11 ~サンゴの掃除~. https://www.kamogawa-seaworld.jp/animal/movie/vol_11/ (アクセス日:2026-10-02)
コメント